ボーイスカウト吹田第2団[平成12年8月30日発行]

平成11年度最後の月は、1年間の活動の締めくくり。
各隊、長期キャンプに活動の成果を凝縮します。みんなの成長した姿を改めて認識できましたか。
1年間、スカウトの諸君はもとより、リーダーの皆さん、そして活動を支えていただいた育成会の皆さん、ほんとにご苦労様でした。
そして、9月は12年度の始まりの月です。新たなリーダーも迎え、さらなる冒険の旅に出発です。

お知らせ
9月17日に育成会総会が岸一公民館で午後1時より行われます。
例年活動の結果報告と次年度プログラム及び会計報告を資料に基づいて口頭でも発表していましたが、今回は、資料記載内容については口頭報告を割愛し、その時間を内容に対する質疑応答により多くの時間をかけた、より充実した内容にいたしたいと思います。
万障繰り合わせて、是非ご出席頂けますようお願い申し上げます。
どうしてもご出席頂けない場合は、最後のページにございます「委任状」を必ず、所属する隊長に9月15日までにご提出ください。



2000年夏期舎営
和歌山県由良町白崎少年自然の家
8月13日〜15日(2泊3日)

前日台風の影響で舎営は中止か行けるか心配だったが<BR>気象情報を見てほっとした。大丈夫なようだ。
今日、予定時間を少し遅れ出発した。岸和田のサービスエリアで少し休憩。
和歌山に入ったら5k〜10kの渋滞。和歌山インターで高速を降り一般道に入った。海南からは再び高速道路に乗り換えて由良町を目指した。
途中、道路が狭いため、中紀バスの車庫で小型バスに乗り換えて、由良町の戸津井鍾乳洞に向かう。

鍾乳洞まではバスが入れないため、20分ほど歩いて行った。
戸津井鍾乳洞は平成元年7月にオープンした。ここは約10年の歳月をかけ開発されたもので、長さは約100メートル<BR>比較的小規模な石灰岩の洞穴だ。だけど夏は涼しく、冬は暖かい。

昼食は少年自然の家で食べることになった。こからは10分もかからない。

少年自然の家につくと、まず施設内の説明を受け、それから部屋に入る。午後のプログラムは、施設の散策後、マツヤニを取りに行く。堅めの木を見つけて5センチくらいに切る。
生きている木でなく伐採した乾燥した木を探す。桜の木が一番いいのだがなかなか見つからない。少し細工をすると鳥の鳴声に似た音が出せる。

この施設は、盆の間は食堂が休みのため、自炊しなければならない。場所も200メートルくらい坂を登っていかなければならない。かなり疲れる。2往復すると足が痛くなる、荷物は車で運んでいくことにした。

夕食を食べた後の食器はスカウトが進んで洗ってくれた。夕食のメニューは焼肉で油が多かった。「洗剤を少し多めにつけてね、,油がなかなか落ちないから。」

2日目は下の白崎海洋公園まで行って石を拾う。色々の形の石があるので、好きな石を幾つか拾って袋に入れてもって帰り、石に絵を書いてボンドで板に貼り付ける。亀の形、ペンギン、海岸の風景が色々できる。靴を脱いで海水につからせてあげた。かなり気温が上がっていて海水に入れば涼しいかな。波は普段より少し高い。

2時間くらいで切り上げて自然の家に帰り、クラフト作りをする。

4時くらいから夕食の準備に入った。ごはん4鍋炊き、カレーは3鍋煮込む忙しいぞ皆頑張れ。カレーは1鍋甘いもの、2鍋辛目のものを作った。御飯は少し焦げ目がついて美味しく炊けた。サラダ4ボール作った。ボリュームのあるサラダだ。

夜は花火をした。手で持つ花火だけしか出来ない。今夜は、風が少し吹いていただけなので危険はなさそうだ。ローソクはあったがすぐに解けてしまう。ライターで花火に火をつけたが、も持つところが熱くなってしまう。それで、花火同士でドッキングして火をつけた。

3日目。出発する時間までに、木の葉章、小枝章、そして木の枝で作った鳥の鳴声が出るクラフトを皆に渡した。所員の方に挨拶した後、午前10時30分に出発した。道路が渋滞するということで早めに出発。

岸和田で昼食を取って、岸部少路バス停に2時15分前くらいに到着した。大きな怪我もなく無事帰ってきた。お手伝いしてくださったファミリー辰奥さん、育成会長、ローバー隊長本当に有難うございました。

9月15日
カントリー作戦・上進式
東集会所
9月23日
万博ファミリーフェスティバル




平成12年8月13日〜15日
「ぼくらワンダータンド探検隊」
参加:スカウト13名、DC2名、リーダー7名、
   ファミリー4名
前日までの台風も去り、晴天の中、和歌山へ向けてバスは発車。途中、洞窟探検を実施しました。
和歌山県立白崎青少年の家へ無事到着。
つどいの広場にて、グランドゴルフやペットボトルロケットの打ち上げを行いましたが、風に流されて、1台のペットボトルロケットは行方不明になりました。
夕食は焼き肉。野菜が嫌いなスカウトも、リーダーに言われてガンバッて食べていました。
夜のプログラムは、きもだめし。2名一組で実施。

2日目は、いよいよ待ちに待った海水浴。スカウト大喜びの中、スイカ割り。スイカを割れたスカウトもあり、スイカを割らずに棒を割るスカウト有りで、全員大喜びの中、無事終了。

夕食は、ビーバー隊が作ってくれたカレーライス、サラダを食べ、キャンプファイヤに入りました。
キャンプファイヤは各組がテーマ「星」に沿って色々な出し物がでて、一夜も過ぎました。

3日目、早朝4時より「月の輪隊」の希望者だけで、カブト虫、クワガタ虫捕りに行き、一人2匹以上ゲットにスカウト大満足!!

朝食を食べた後、最大イベント「くまスカウトの追い出し」を実施。
今年は11名のくまスカウトの追い出しのため、来年はさみしくなります。(ボーイ隊でガンバルように!!)

9月15日
カントリー作戦・上進式
東集会所







ボーイ隊 隊活動報告書(H12年8月)

平成12年8月9〜12日(水)〜(土)
行事名:夏季野営
参加リーダー:友岡隊長、柳ヶ瀬副長、小西副長補 3名
参加スカウト:10名 以上 13名

 今年のボーイ隊のキャンプは3泊4日の無人島キャンプ。バスで3時間、さらに小型船で約20分で、全周が2.7キロ程度の小さな島に上陸する事が出来た。
全周2.7キロといっても見た目は大きい。この島は夏だけ管理人が常駐している島だが、無人島体験を味わうには十分の環境で、早速、サイトの設営に取り掛かった。
その後夕飯の準備、夜は吹田1団との交流会。そう、今回はお隣の吹田1団と合同でこの島にやってきたのだ。
ジャンボリーなんかに行くと幾つかの団が集まり、混成班が編成されたりもするが、今回のような形での合同行事というのは珍しい試みだった。
このキャンプを終える頃、スカウトたちがどんな交流を持つか楽しみだ。

 2日目の午前プログラムは「サバイバルハイク」。結果的に文字通りのサバイバルなハイクになって、みんな必死になって山の中で前へと進んだ。

コンパスから大体の方向を決め、後はひたすら進む。途中から急に道も無くなり、今にも転がり落ちそうな斜面を注意深く降りていくのだが、このときはさすがにみんな真剣で普段と違った表情をしていた。道無き道を進み、なんとか海辺まで出ることが出来、あとは海の中を歩き、みんな無事帰ってくることが出来た。
午後は、水難救助訓練と着衣水泳を行い、服を着たまま泳ぐのがどんなものか十分体験できたと思う。夕飯は鳥を各班一匹丸ごと与えられ、さばくところからの調理。

 3日目のプログラムは食料調達の猟、といっても魚を捕るだけだがこれがなかなか上手くいかない。前日にもちょっとの時間、釣りをしたのに釣れるのは食べることが出来ないフグばかり。
それを踏まえての今日だったのに、こんどはそのフグさえも釣れない。
吹田1団のリーダーが2〜30分前から釣り始めていて、あちらは小あじが入れ食い状態だったらしく、3人で40匹ほど釣っていた。ほんの2〜30分の差でこうも違うのかと、恨めしくも思った。
結局、釣れない釣りに専念できず、早々と切り上げた。これで、食卓からおかずが一品減った…。

 午後からは1,2団合同で耐久鬼ごっこを行なったが、時間的な都合なども含めて、3時間耐久のはずが、45分に短縮された。それでも、小さな島でエリアの決められた中で隠れるには広すぎるエリアだった。
18名スカウトが隠れ、それを4人のリーダーが探す。結果的に16名が見つかり、残りの2名は指定エリア外に隠れていたので失格で、誰一人として隠れとおすことは出来なかった。
最近のスカウトはゲームなどが中心的な遊びになって、かくれんぼというのはしないのだろうか? 隠れたスカウト達より探す方のリーダーたちが真剣になっていた様だった…。
 3日目の夜は盛大なキャンプファイヤーで大いに盛り上がり、あっという間にキャンプ最終日の朝を迎えた。
徹営も無事済ませ、いよいよ船に乗り込み、たった3泊だったけど過ごした島を後にした…。

 水不足の為、みんなキャンプ中にシャワーも浴びることも出来ず、たぶん家に帰ってまずシャワーを浴びたいんだろうなと、考えていると、なんと13:00に迎えに来るはずのバスが迎えに来ない。
すぐにバス会社と連絡を取ると中国自動車道が混んでいて、あと2時間はかかりそう、とのこと。
この状態で2時間も待つかと思うと一気に疲れも出て、地面に座り込んでしまった。

 待つこと、2時間。きっかり2時間後の15:00にバスは到着した。さすがにみんな疲れきっていたが、ここで、さすがと感心させられたのは、バスに乗り込んだ途端、みんな思いのほか元気にはしゃいでいた。
到着予定時間から遅れること2時間。無事、吹田に着いた。帰る頃には皆元気だ。

今回のキャンプでスカウト達に感じて欲しかったのは、普段の生活がどれだけ贅沢で、何にも不自由が無く、恵まれているかということだった。
今回のキャンプはいろいろな面でハードだったけど、きっといつかそれが自信に変わり、そして良い思い出に変わることを期待して、今年の夏の終わりとします…。
ボーイ隊の井谷君、岡本君、佐々木君、新谷君、田村君、ボーイ隊にいた4年間でいろいろな経験をし、いろいろなことを感じたと思います。
それらは今後のベンチャースカウト活動や人生において、きっと役に立つことだと信じています。ボーイ隊から離れ、自信を持って次のステップへと踏み出していってください。 Aug,2000

9月15日
カントリー作戦・上進式
東集会所




冒頭にも書きましたように、育成総会にご出席 頂けますよう極力お願い申し上げます。
ご都合がどうしても着かない場合は、恐れ入りますが下記「委任状」を、スカウトが所属する隊長まで、
9月15日までにご提出下さいますようお願い致します。

***ご意見お問い合わせ***
TEL:06-6381-3568
FAX:06-6381-3524(津留)
E−mail:shu1@sun-inet.or.jp まで
2団ホームページ:http://www.sun-inet.or.jp/~shu1/