ボーイスカウト吹田2団【平成14年2月7日発行】
第121号

三指の心  団委員長 藤井武司


「年々スカウトが減少するのは何でやろう?減少をくい止めるいい方法はないやろか。」
先日このようなテーマで吹田地区各団の偉い人(何が偉いか分からん)が集まり、話し合いがありました。
プログラムに魅力がない。
スカウト達のニーズとプログラムが合致していない。
しんどいことはしたがらない。
活動方針、行事内容、プログラムが親御さんに理解されていない。等々、
立場を変えての問題点が揚がりました。 それでは、この状況の打開策は?・・・・。
個々の対策はあっても、決定的な改善策は見いだせないのがその場の結論だったと思います。
色々の意見の中で、ある方がこんなことを述べられ、日頃忘れかけていたものを再確認しましたので紹介します。
「スカウト」活動に入ったら、三つの誓いをたてます。この誓いはスカウト運動の基本的な精神であり、人間としてあるべき姿です。
私達リーダーは三つの誓いを信念を持って実行すること。これがスカウトに通じれば結果として繁栄に繋がることになると思います。」 三つの誓いとは次のことです。
詳しくは「育成会総会資料」の裏表紙を参照ください。
ちかい:私は、名誉にかけて次の3条の実行をちかいます。 神(仏)と国とに誠をつくし、おきてを守ります。 いつも他の人をたすけます。 からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います。

1月20日あんたが主役21世紀ビーバー隊

スカウト全員・ファミリー大人・子供たちで26名の参加でした。
少し早めに着いたので入り口前で写真を撮り、まだ時間があったので少し待機をしてしばらくたって入場。 別室をお借りできたので、着替えと靴などを履くのに広くて良かった。

係員に別室のところへ連れて行ってもらい、ハバザックを降ろし靴とヘルメットをもらいに行った。
靴は事前に連絡してあったのでサイズ別に分けて前のほうに出してあった。
こけて頭を怪我をしたら大変。ヘルメットは子供たちの分だけ借りてきた。
ただ、顎紐が長いので短くするのが大変だった。
手首・足首・足の屈伸などをし柔らかくして、さぁ、滑ろうか・・・・・ しばらく見ていると、去年滑れたスカウトのうち、若干名 手すりを持って歩いているぞ。
どうしたんだろうか・・・? 滑り方を忘れたのか、そうじゃない、コツを思い出すまで時間がかかりそうだな。
新入スカウトは、最初はこわごわしていたが時間が進むにつれス〜イ・スーイと滑れるようになった。
毎年だが最初は滑れないが、帰るころには全員が滑れるようになる。 子供達は上達が早い。
リーダーも負けるなよ・・・・・? 昼食の時間になったので全員滑るのを止めて部屋に戻るよ 午前中でも足が痛くなるスカウトが何人かいた。靴が硬いからマメが出来てしまう。破れると痛いので、バンドエイドを貼っておけば少しはいいだろう。 午後は12時45分から13時30分まで滑ってもいいよ。
中には40周〜50周まわったと言っていたスカウトもいた。大人だったら足が棒になるぞ、普段やっていないから。
スケート場には60歳越えている方もいたが、いつも来ているのだろう。上手い。あれほど上手くなれればいいな〜と思う。

さぁ、時間がきたからスケートは終わり。
全員上がって! スケート靴を脱ぐとホッとする、靴を履き替えるとなんて軽いんだろう。
でも、足が痛い。 別室で木の葉賞・小枝賞を渡し、おやつを食べて最後に ごみを拾って部屋を出ることにした。
ファミリーのお父さん、お母さんお手伝い有難うございました。 皆さんお疲れ様でした。






1月13日みんなでパンパン カブ隊

初詣でハイク参加人数L4名S.8名DC.2名合計14名
初詣でを兼ねたハイクで、市内の高浜神社、泉殿神社、片山神社そして地元の吉志部神社の参拝巡りをしました。
9時にカナリア公園に集合。新年の挨拶をしてゲームで体を温めて、9時20分にスタート。車の少な裏通りを歩き、JR吹田駅前のさんくす広場でトイレ休憩、そして最初の目的地、高浜神社へ。
そこでお参りの作法と、神社の歴史を説明そして、ティータイムをとって次の目的地へ。
泉殿神社を抜けて片山神社で参拝を済ませ裏山の片山公園で昼食。
食後スカウト全員でおおなわとびに挑戦。何回か練習をしたが、結局3回でリタイヤ。
次回はもうちょっと飛べるように再挑戦やね!そしていよいよ最終目的地へ! 片山の山の手の見晴らしの良い高台の道を抜けて行く。その山の手にはなんと、我が輩の「粗家」があるのだ!そして大池公園へ。
ここは1団の本拠地である。
そしてスカウトの一人が通う千一小学校の前を通って原町から岸部北へ。
ここで欠席しているスカウトの家を突然訪問。お母さんがあわてて飛びだし、新年の挨拶を交わし、そしてなんとおやつまでゲット!「あつかましいやら図太いやら?」しかし、これがカブ隊の良さ、なんちゃって・・・そして吉志部神社へ。ここは最後。皆んな揃って気を引き締め、一斉に願いを込めて二礼二拍手一礼。
そして本日のメインイベントである今年の抱負や目標をみんなの前で発表する。
大半がカブブックを早く終らせ、ちょっとでもチャレンジ章を取得するなどだった。
年度末の修了式が楽しみだ! それが終って、佐藤DL手作りの温かいぜんざいを頂いて無事終了。
ぜんざいでばんざい〜ちゃん!ちゃん!♪ウィリアム船野♪

1月27日進級考査集会ボーイ隊

参加リーダー:2名 参加スカウト:6名 以上8名が行事参加
場所:岸一公民館及びその付近 まず、岸一公民館で技能考査を行い、数名のスカウトが進級、そして特修章の習得をする事が出来た。
今年は第13回日本ジャンボリーが開催される年であり、その参加条件が2級以上ということを考えると進級科目にも熱が入る。
地図の見方の考査や「ちかいとおきて」について、またロープワークなどに取り組んだ。
地図を読むところでは「1/2500の地図上で岸一公民館と岸二公民館との距離と方位角は?」という問いに、「25mとか、4km」等といった具合に訳のわからない答えも出てきてしまって、みんなで大笑いだった。
単なる計算ミスなのだが、あまりにも…。
その後、場所をカナリア公園に移し、ゲームをいくつか行い、考査としては100mの歩測を行い、ほぼ全員が誤差5%以内の5m以内で位置を示した。
なかなか大したものだ。
半日ほどの行事だったが、いろんな意味で実りある活動だった。
今後、野外のフィールドに出たときに活かせることを期待して、今月の行事を終了した。

【ボーイ隊次回予告】 2月17日(日)京都市内史跡巡りハイク 市バス乗り放題パスを使った、古都・京都を巡るオリエンテーリング。 ファミリーの方で京都見学に行きたい!っていう方がいらっしゃいまし たら、是非ご参加ください。ファミリー参加大歓迎です。

発団50周年の年
ベンチャー隊隊長津留修一


今年は、2団発団50周年の年です。今、記念誌の制作中です。
記念誌といっても、今回はCD-ROMで配る予定です。紙と違って色々な事が出来ます。
例えば、オープニングにフラッシュというソフトを使って動きのあるタイトルから始まり、内容が、インターネットでネットサーフィンをしているように展開されます。
内容も、紙ではできない動画が6本、合計25分ぐらいのサイズに編集された色々な行事が収録されています。
ギャラリーでは、集められるだけ集めた各年の写真が総数1400枚収録。それでも、50年すべては集めれられませんでした。
5年ほど前から、ホームページを作成し公開していますが、今回、これまでの分を一挙に収録しましたので、最近の活動については結構詳細に網羅しています。
そして、50年間に2団に登場したスカウト・リーダー名簿を記載。お名前だけですのでご連絡は、直接とれませんが、団に問い合わせていただければ、ご住所のわかる方も有るかと思います。
こうして、情報や写真を集めていますと、さすがに50年とは膨大な時間だなと感じます。
自分が、カブスカウトのころの写真を収録している時は、さすがにぐっと来るものがありました。
ギャラリーのサブタイトルが、「なつかしい顔がある。おさない日の自分がここにいる」なんですが、そのときの素直に浮かんだ言葉です。
皆さんも、自分の年代の写真をごらんになるときっと、同じ思いになられることと思います。スライド形式で自動で写真が変わっていくなかで、何か、いてもたってもいられない妙な気持ちになります。
楽しめること請け合いの出来ですので、こうご期待!待っていてくださいね。



編集後記


先日、姪の結婚式で茨城県つくば市に行って来ました。ゆっくり観光したわけではなく、往きのバスの窓から景色を眺めただけですが、印象は新しくて、計画的に作られた町という感じでした。
背の高い木は整然と並んで植えられ、低い木はきれいに刈り込まれて。高いビルはあまりなくて、視界は良好。大阪では見ることのない風景でした。
何より羨ましいのは、空き地というか、広場があちらこちらに見られたことです。
こんな所でキャンプができたら最高でしょう!
結婚式の方はというと、純和式で、花婿は紋付羽織袴(カナダ人)、花嫁(日本人)は白無垢にわたぼうしで英語ペラペラしゃべるのを見て、何か変な感じでした。