ボーイスカウト吹田2団【平成16年7月9日発行】

第150号

6月20日 神戸 王子動物園見学 ビーバー隊

梅雨の中休み、といってもあまりよくない天候予報だった。
暑い1日の動物園見学。何人かはここの動物園に来たことがあるようだった。
最初にフラミンゴを見て入り口の所で記念撮影。

アシカのところに行ったが、今日は1頭しかいなかった。どこかで休んでいるのだろう。白いハンカチを振るとそばまで来てくれる。
北極クマはタイミングよく水の中でたっていた。なかなかこの姿勢では見られない。

次に夜行性動物のコーナーを見学した。
は虫類特に、蛇はあまり見たくなかった(隊長だけ)。大きなニシキヘビを見ると鳥肌がたつ。
スカウトたちは平気で見ていた。

太陽がかんかん照りで暑く汗が出てくるが風が吹くと少し涼しい。
次に草食動物、キリン・シマウマなど。動物も暑いのだろう。外に出ず、建物の中で寝ているのもいた。

パンダは3頭とも仰向けになって寝ていた。スカウトは皆笑いころげていた。
昼食の時間になり休憩所のある2階へ移動した。
クーラーのきいている涼しい所はあまり椅子の空きがないので、よく空いているクーラーのない所で昼食を食べることにした。
荷物を置いて手を洗いに行く。
食べ終わるのが早いスカウトはじっとしていられないようだが、皆が食べ終わるまで見学はしない。

リーダーの目のとどく範囲なら遊んでもいいよ。でも、石垣に登って注意され、遊びは中止。

午後からはふれあい動物コーナーに行く。
ふれあい広場では小動物に触れることができる。糞なども落ちていて、匂いもする。
ここで手にもてるのはモルモット(大きい)おとなしいし、うろちょろしない。とても可愛い。

そして次は、円形猛獣舎。
トラ・ライオン・ジャガー・アムールヒョウなどやはり暑さのせいか日陰で寝ている。
動物も人間と一緒だ。暑いと涼しいところで一休みだ。ここが最後の見学。
皆の水筒のお茶もなくなってきているので、甘いジュースとおやつの時間。そして木の葉章などを渡す。

駅まで頑張って歩こう。
怪我もなく岸部まで帰ってきた。




6月20日 ディスカバー大阪 愛ランド カブ隊 

今月の隊集会は「大阪市立科学館」を見学しました。
プラネタリウムとオムニマックスは7月7日リニューアルオープンのため休演中で展示コーナーのみの見学でした。
入館後は組別行動としましたので、各組ごとの報告としました。

1組
JR福島駅から大阪市立科学館まで15分ほどの道ですが、歩くのが苦手な1組スカウト「暑い!」「しんどい!」と言いながら歩きました。
暑さのため気分が悪くなり、お茶を飲みながら歩くスカウトもいました。

科学館では、自分の生まれた日の星座や月・火星・金星での体重測定など、たくさんの体験コーナーがあり、とても楽しく過ごすことができました。
サイエンスショー「花火のひみつ」を見ました。水の中でも花火の火が消えない不思議な実験などでした。

昼食をすませてクイズに挑戦。むずかしい問題もありましたが、相談しながらなんとか全員できました。
午後からも水力発電や自分でペダルをこいで発電させたりと有意義な一日でした。


2組
JR環状線 福島駅から歩いて15分ほど、とても蒸し暑い日でしたが館内へ入ってホッとしました
ロビーで注意事項を聞いた後みんなで4階へ・・・。
4階では宇宙の広がりや宇宙を作る物質などが展示されています。
星座に興味をもったり、火星・木星・月・地球とそれぞれ重さが違うことを発見したり、体験コーナーではなかなか次へ進みません。
3階は、身近なエネルギーと電気エネルギーの仕組みの体験です。
3階の休憩所しかお茶が飲めないのでやっと一休みです。
サイエンスショーの「花火のひみつ」はとても興味深くみていました。外で昼食をとり、次はクイズです。
花火は何でできていますか?火星・木星・月では、あなたの体重はいくらですか?エ〜ッ測ってない人は後で測りに行くことにしました。
2階は楽しい科学、1階はふしぎな科学。  
いろいろな体験コーナーがあって楽しそうでした。いちばん印象に残っていたのは、やはり花火だったようです・


3組
JR環状線福島駅から徒歩で大阪市立科学館へ。
まず、エレベーターで4階へ上り、「宇宙」の新しい発見をする。
自分の生まれた日の星座を調べたり、原子体重計で水素・酸素・炭素・窒素・リンその他の元素の原子数を測定したりできる。リーダーも安心してトライ。
3階は「エネルギー」がテーマで、11時20分からのサイエンスショー「花火の実験」を見学。
目の前で小学生にもわかりやすく実験し、解説してもらえる。
スカウトたちも興味津々で水中で花火が燃えるのにはびっくり。
全員花火博士になること間違いなし。花火の原料(炭・イオウ・硝石)や炎の色の違い(赤色=ストロンチウム、緑色=銅、橙色=塩化ナトリウム)を目で確かめる。
きっとこの夏の花火はひと味違った楽しみ方ができることだろう。
2階は楽しく科学に挑戦できる人気のフロアーで必死でペダルをこいだり、ハンドルを回したりして
電力アップを試みる。強力磁気に苦心していたスカウトもいた。
1階は不思議な科学がいっぱいで、弦のないハープの音色や、鏡・レンズのいたずらに「なんで?」
空気を利用してバスケットボールをゴールに入れようと何回も取り組んでいるスカウトもいた。
昼食後に配布された社会見学の問題は、ほぼ全員クリアできていた。
展示物や模型が数多く、直接触って遊べるのがスカウトにとっては、何よりの魅力だった。
少しでも科学を身近に感じ、興味をもってくれたことを期待しつつ科学館を後にした。


6月30日  菊スカウト ボーイ隊 隊 長  友 岡 清 一

ボーイ隊の最上級章の「菊スカウト章」、吹田2団では恐らく20数年以上も「菊スカウト」まで上進したスカウトはいないように思います。
この度、コブラ班の班長・板倉協平君とふくろう班の班長・岩橋亜美さんが先日の吹田地区の菊面接を無事終了し、菊スカウトに上進しました。

 

吹田地区から、地区委員長、地区コミッショナー、スカウト委員長、スカウト委員の4名が面接員として来て頂き、上進したスカウトたちにとっては2団のリーダーから面接を受けるのとはまったく違った緊張感があったようです。
スカウト本人の緊張と同時に板倉さんと岩橋さんも緊張していたようでした。
自己紹介に始まり、スカウト活動とクラブや塾との両立、その他いくつかの質問に答え、最後に面接員の4人と握手をして、無事面接が終了しました。

 

終始、緊張していた雰囲気でしたが、面接員の方の優しい雰囲気が非常に伝わってきた面接でした。
本人たちはどう感じていたかは分かりませんが、少なくとも周りで見ている側にはそう感じ取ることができました。
スカウト活動の中で、印象に残っていること、というテーマで事前に作文を書いていたのですが、二人とも揃って、茨木にある忍頂寺付近で5泊6日のキャンプを実施したことを書いていたのを見て、よほどの体験だったんだなあ〜と思いました。
これからの菊スカウトとしての活躍に期待しています。


7月3日〜4日  くまスカウト歓迎キャンプ     ボーイ・ベンチャー隊

参加スカウト:ボーイ隊8名 ベンチャー隊1名 くまスカウト(月の輪隊)4名
参加リーダー:ボーイ隊   友岡隊長 岩橋副長
       ベンチャー隊 津留隊長
       月の輪隊   佐藤隊長 矢野副長
活動場所  :兵庫県神戸市北区道場付近

今回のボーイ隊の行事は「山あり」、「川あり」、「岩あり」という具合で、非常にハードな内容になり、スカウトにとっては良い経験になったのではないでしょうか。
くまスカウトにとってはちょっとしんどい、と思ったところもあったかもしれないが・・・。

キャンプ初日、コブラ班は大阪連盟主催のスカウトラリーに参加するので、午後からの合流で、ふくろう班と月の輪隊は万代で食材の買い物を行い、キャンプ地へ向かった。
今回は兵庫県三田市の手前、「道場」という駅で降りてから30分ほど歩いた所で、ボーイ隊にとってはいつものことだが、キャンプ場ではなく、単なる山の中。
今回は近くに水道とトイレが利用できる場所でしたので、何かと便利な場所だった。
 
キャンプサイトを作成するのに、まずは草を刈って設営後に早速ハイキングに出掛けたが、登山というほどでもないが、ハイキングと呼ぶには少しハードな山登りだった。
頂上からは多少の雲があったものの目の前には「百丈岩」(ロッククライミングのメッカ、大きく切り立った絶壁)が広がる大パノラマで絶景を堪能することが出来た。
夜は小さな焚き火を囲んで、スカウト活動に寄せる想いなどを語った後にゲームなどをして楽しんだ。

翌朝は昨晩かなり遅くまで起きていたにも関わらず、朝から手際よく朝食の準備などを行い、点検、朝礼にも余裕を持って臨むことが出来た。
午前のプログラムとしてまずは国旗の掲揚の方法等について練習を行い、次に沢登りにチャレンジした。
沢登りといっても川遊びと沢登りの中間程度のプログラムで、それほど難しいものではなかったが、それぞれのスカウトにとっては多かれ少なかれ何かしらのチャレンジを行うのには適したプログラムだと感じた。
川といっても足だけの深さのところもあれば、3〜4mほど深いところもあった。
たいていは腰までつかるところは無かったが、深いところでは岩場の上から飛込みが出来るほどの深さで、多くのスカウトが飛び込んだりして、遊んだ。ただ、この飛び込みも初めの1回目は非常に勇気がいるもの                 で、その1回目を飛ぶことが出来たスカウトはその後何度も飛び込みを繰り返ししていた。

途中、まったく足がつかない箇所があり、そういった場面では、一つだけあった浮き輪をうまく利用して渡ったり、先輩スカウトが後輩スカウトをサポートしながら渡ったりしている姿を見ることが出来た。

午後からはロッククライミングにチャレンジし、みんなロッククライミングの経験は無かったので、10mほどの崖を上るのに非常に勇気のいる行為だったが、見ていると登るのは以外にみんな早く登ることが出来ていた。
降りるときにはロープを信じて体重をかけて画崖に垂直に立つ具合で降りることが出来たスカウトは意外と早く降りることが出来たが、なかなかロープを信じきる、というのが難しく、信じきることが出来なかったスカウトはそれぞれが自分なりに工夫して降りていた。
また登る前の目標到達地点は途中でも、結局は最後まで登っていたのが見ていて嬉しかった。

 

 

今回は大きなプログラムを3つも盛り込んで、月の輪隊と合同でプログラムを実施することになり、初日は月の輪隊のスカウトも参加した班行動には慣れていない様子もあったが、2日目にはだいぶ慣れてきていたようだった。
2日目は特に各自に「チャレンジ」というキーワードを朝礼で述べて、スカウトに促したのだが、それぞれのスカウトが各自自分なりのチャレンジを試みることが出来たのではないかと思う。


おしらせ  育成会会長 辻本 繁夫

4月の団行事、紫金山でのバザーの売上金の一部・金一万円也を公園使用のお礼として、吹田市緑化公園室へ寄付の形で送りましたところ、先日吹田市より2団宛てに感謝状を頂きました。 
これは育成会員他、皆様個人の浄財の賜物の結果だと思いますので、ここにご報告いたします。
また、この度我が2団スカウト2名がボーイ隊最高の栄誉ある『菊章』に上進いたしました。  
2団では、まれに見る快挙、まことに喜ばしいかぎりです。  
前記の報告のほかに、2名の作文 テーマ『スカウト活動で印象に残っていること』が2団ホームページ http://www.suita2.com/ に掲載されています。他にも情報満載ですので、是非ご覧ください。