ボーイスカウト吹田2団【平成17年7月7日発行】


第162号


6月19日 シャボン玉・どれだけおおきいのが出来るかな  ビーバー隊 


梅雨の合間、今日は雨はなさそうだ。
半日の行事シャボン玉をやる。
今日は体験スカウト4名出席して、現スカウトを
合わせて7名、ファミリーも合わせて19名の参加。

 まずは、岸二集会所の部屋で各自持ってきた針金ハンガーを好きな形、丸・三角・二重丸などにする。
 形が出来たら今度はいらなくなったTシャツを2〜3センチの幅で切っていく。切ったら丸いボールのように丸めていくとハンガーに巻きやすくなる。
スカウトが、ハンガーに巻き付けるのは少し無理かな?必死に巻いているようだ。巻き終わると左の手が痛くなるほど時間はかかった。
巻き終わったらシャボン玉を作ろうか、屋外へ移動する。
天気でいいのだが、風が強く集会所の水道の付近でやろうと思ったが野菜類が植えてあるので不安、階段の下でやることにした。

ここならシャボン玉が飛んでも心配いらない、安心だ。

シャボン玉の材料
洗剤(ジョイを使う):洗濯のり:水=1;5;7の割合でかき混ぜるとシャボン玉が出来る。

順番に並んで交代でシャボン玉を飛ばす。
シャボン玉が出来るが、すぐに割れたり丸くなったと思えば3秒ほどで割れてしまう。

 おかしいなすっきりこないなとリーダーで話をした。
一週間前にリーダーだけでこの割合の配合でやったときはなかなか割れず飛び上がったのに。
洗濯のりを少し足したらいけるぞ、でもちょっとだけ
よくなった感じ。まだすっきりしない。うちわの骨ぐみだけでやって見ると丸くなかなか割れない。
ひょっとしたら風がきついせいかもしれない。
かなり風は吹いていた。
針金ハンガーに布を太く巻いたものはシャボン玉が長くのびるみたいだ。
45分ほどやって終わりにした。シャボン玉が割れた液が下に落ち白く残る。この掃除が大変、水で流すが泡がすごく出る。
ある程度流せば大丈夫だろう。皆さん暑い中ご苦労様でした。


6月26日 月の輪隊ハイキング カブ隊

 今回は六甲の中腹にある市ヶ原で“飯ごう炊さん”を行うことになりました。
参加者は、くまスカウトが10名、リーダーが4名の合計14名で、午前8時30分に岸部南公園に集合して阪急電車で三宮駅に行き、神戸市営バスで大龍寺まで乗車し、そこから徒歩15分のところにある目的地の市ヶ原に着きました。到着後、かまど作りのために石を拾い集めるスカウトと飯ごう及び副食の準備をするグループに分れて作業を行いました。

 かまど作りをするグループは、石の積み方や薪の燃やし方などを教えてもらい、副食を作るスカウトは、たまねぎを切ってスープを作ったり、ホイル焼きの準備等をしました。
 御飯は白ごはん、かやくごはん、十穀ごはん、コンビーフ入りターメリックごはんとあり、いろいろな味が楽しめました。副食はそれぞれが持ってきた缶詰とオニオンスープ、魚(鯛、いさき)の塩焼き、ホイル焼きと豊富でした。
昼食後の自由時間には川に入り、魚やカエルなどを取るスカウトもいました。

 現地を午後2時に出発して布引貯水地を経て、下り坂を約50分歩いた所にある布引の滝で20分ほど休憩をとりながら、今日の行動を地図で説明、ハイキングの歩き方、水分の補給等の話しを行ないました。(難しかった?)布引の滝からJR新神戸間は下りがきつく、足が「痛い、疲れた」というスカウトもいましたが、無事、三宮駅まで歩きました。暑さの影響で岸部南公園での解散時刻は予定より約30分遅れてしまいましたが、スカウト全員よくがんばったと思います。


6月19日 歩・同・思 ボーイ隊 


今月のプログラムは“シティ スイープ”という、いつもとは一味違うハイキングでした。普段は自然を舞台に活動しているボーイ隊ですが、今回は日本一長い商店街と言われている天神橋筋を班毎にハイクしました。リーダーの手助けはありません、グリンバー会議での班長(次長)へのヒント以外は、遠くから見ているだけです。意地悪ですね。我がボーイ隊には街の中で迷子になると言う伝統があります(?)ので、グリンバー会議で説明がうまく伝わっているのか、正直言って一抹の不安はありました。しかし、梅田に行ってしまうこともなく、淡路で乗換えて、無事天六駅に到着しました。商店街でスカウトたちの姿を発見してリーダー一同大いに胸をなで下ろしました。

 商店街では、各丁のシンボルマークを記録しながら大阪天満宮を経由して、目的地の扇町公園へ。途中、各自105円以内で買えるものを探してゲット。100円マックとか、ビックリするようなものがあるかと思いましたが、それでも携帯ストラップ、お菓子、記録用のノートそしてサボテンと、獲物は一人ひとりの個性が出ていました。同じ105円の使い方でも人によって違いました。つまり、人はいろいろな考え方を持っているということですよね。
 ハイクの間には様々な人やお店、車、自転車等など、自然の中以上に珍しい(??)、そして始めて見聞きすることや、経験もあったのではないでしょうか。これらの体験を通じて、広く世の中を見る目を持つことを養ってもらえたらと思っています。
 扇町公園では、お昼ご飯のあとは、コンパスを使って、広い公園内のポイントを走破するゲームに挑戦。友岡副長が夜も寝ないで、練りに練って考えたゲームは、難問だったのかも。ライオン班は第1ポイントへもなかなか行き着けず。快調に第1ポイントをクリアーしたトラ班も、その次のポイントまでには辿り着けず無念のタイムアップ。友岡副長へのリベンジ目指して班集会でコンパスに使い方を勉強しましょう。

 “シティ スイープ”というのは、“街の中をさっそうと歩く”ことです。さっそうと歩くには、態度も姿もスマートでないといけません。野山では出会う人もあまりいません。少しぐらいいい加減な格好や態度していても誰も居ないからと思ってしまうかもしれません。しかし、街の中ではちがいます。オレンジのネッカチーフをしたスカウトたちの姿を沢山の人たちが見ていました。駅の切符売り場、電車の中、商店街、お店で出会った人たちは、みんなの態度や姿を見てどう思ったでしょう。格好いいな、仲良く助け合っているな、元気で楽しそうだなと、キット思ってもらえたと思います。そして、“シティ スイープ”をとおして自分たちの住んでいる町がもっと大きな街、その先にはもっと大きな社会や世界へとつながっているのだという事も感じてもらえたらと思っています。