ボーイスカウト吹田2団【平成23年1月7日発行】


第183号

2011年 新年を迎えて       育成会長  藤井武司

 新年明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては昨年1年間はどのような年でありましたか。世間では、景気が良くならない。国家予算に対して税収が足りない。出生率が低い。保育施設が足りない。・・・・・・等々不足すること多いようで。
 当2団も10年前スカウトは60名いましたが段々と減少して今年は34名となり組、班が組めない危機的な状態になっています。隊活動や団行事をする場合ある程度人数が揃わないと寂しい! 従って今年団の課題は「入隊者確保」です。どのようにして入隊者を増やすか? 難しい問題です。今迄もしていなかった訳ではなくそれでも成果があがらないわけですから。
 何処の団に聞いても「口コミ」が一番効果的といわれます。 先ずその為には口コミや井戸端会議で話題になるような環境作りが必要です。市民体育祭や子供カーニバル等地域行事への参画。街中で普段ボーイスカウトの制服が見られるような隊活動や団行事の実施。これら地域に密着した活動を地道に行うことが成果に繋がると思います。育成会員皆様のご協力をお願いいたします。
 年明け早々こんな話になってしまい恐縮ですが真実に目を向け対処し、明日の笑顔を期待しましょう。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

11月21日 ハ イ キ ン グ ビーバー隊  
                           
吉志部神社・鳥居前にて集合。
万博公園・自然文化園までのハイキング。                                                                                    
地元エリアに存在するこの公園はよく知っているが、自分の足で移動することのないスカウト達 見慣れた景色の中を自分の足で移動することは珍しいようで、日頃あっという間に自転車や車で通り過ぎてしまう景色を眺め、珍しいものを発見しながら進む。

途中の山田・伊射奈岐神社で休憩。
ここで自然文化園内で実施する「スクラッチラリー」の説明を行う。

このラリーは「探そう!パビリオン記念碑」という名の1970年に開催された「日本万国博覧会」パビリオン跡に設置されている記念碑に当時を偲ぶステンレス製の板が埋め込まれており、それを探し出すオリエンテーションである。
ラリー用の冊子を配布すると「やってみたい」気分になったのか、更に歩くスピードは上がっていった。

出発から1時間ほどで自然文化園へ到着。入園と同時に地図と鉛筆を握り締めラリー開始。
最初は「スクラッチって?」と不思議がっていたスカウト達も、記念碑を見つけスクラッチを体験してみると走って移動するくらいに熱中!
昼食を経ても驚くほどスクラッチに没頭するスカウト達。そろそろ文化園から帰ろうかと言う時間になっても、「あ!あそこにある」と、まだまだ探したくて予定より少し長い時間、園内に留まるくらい楽しんだ1日でした。 


12月12日 クリスマス会 ビーバー隊

岸部第2公民館にて。
今日のクラフトは2点制作だけど、時間内に収まるか・・・と気にしたものの、創作意欲に溢れたスカウト達にとっては要らぬ心配だったよう。


クリスマスデコレーション

土台・マツボックリ・粘土を配布。 
それぞれの個性溢れる作品が出来上がる。

ビーズの飾り 
歴代のスカウトにはご存知の作品で、今年は革ひもを使用。完成後は嬉しそうに自分でカバンにつけていた。
クラフトと並行して保護者の方には昼食作りをお願いして温かい食事を全員でいただく。
お昼からはプレゼント交換会。交換方法はカードに動物の名を書き込んでの「動物ビンゴ」
3×3と少ないマス数だったものの、なかなか揃わず白熱。
カードの書き込み時間には、アニメのキャラクターや動物、お母さんの顔など記憶を頼りに絵を描いてみる。 



どのテーマも悩みながら絵を描いていたが「お母さんの顔」はどのスカウトも躊躇いなく手が動いて、特徴を捉えた素晴らしい出来映えだった。
ゲームが終了した後には自分でデコレーションしたケーキを食べて解散。
スカウト達はニコニコしながらプレゼントとクラフトを抱えて帰った。






12月31日 除 夜 の 鐘 突 き 大光寺にて

「なみあむだぶつ」とは?
鐘突きの前に、住職先導によるお勤めがあり、その中に「南無阿弥陀仏」と言う唱名(しょうみょう)を唱えました。この意味はどう言う意味でしよう。
『南無〜』とは『〜に帰依します』と言う意味のサンスクリット語と言うインドの古語です。『南無阿弥陀仏』は『阿弥陀仏』に『帰依します』 阿弥陀様は西方浄土(極楽)の教主。すべての衆生を救おうと48の誓いを立てた仏様。  
…つまり『阿弥陀様を信じ、阿弥陀様の仰る通りに生きていきます。』と言う意味になります。
浄土真宗の唱名は「南無阿弥陀佛」。 
宗派によって色々有り、真言宗は「南無大師遍照金剛」。 曹洞宗は「南無釈迦牟尼仏」。日蓮宗は「南無妙法蓮華経」等など色々あります。






やまびこ伝言板 
2月は2年に一度の地区行事「B−P祭」があります。これを機会にボーイスカウト運動の創始者ベーデン・パウエル卿について調べてみるのもいいですね。ベーデン・パウエル卿の少年時代について少し紹介すると・・・

ロバート・スティブンスン・スミス・ベーデン‐パウエルは、1857年2月22日イギリスのロンドンで生まれました。オックスフォード大学教授だった父はロバートが3歳の頃に亡くなりました。母と7人の子供の大家族には苦しい時もありましたが、お互いの愛情の力でいつも乗り切り、ロバートは兄たちとイングランドの色々なところでハイキングやキャンプをして、すばらしい野外生活を楽しみました。
彼は特に秀才ではなかったけれど、とても活発でサッカーや演劇で生徒仲間から高く評価されました。彼は音楽も好きで、絵の才能もありました。
子供の頃から多才な人だったようですね。2月のB−P祭には、是非参加しましょう。